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言語聴覚士資格と、転職に有利な関連資格も紹介します!

言語聴覚士さんの
関連資格

転職では、これまでの経歴をいかにアピールできるかが大切です。言語聴覚士として何を重視してきたか、仕事に対するヤル気などの自己PRはもちろん、学会参加や発表などの実績や関連分野の資格を取得し記載しておくことは、言語聴覚士としてスキルアップをはかってきた証拠にもなります。この記事では、言語聴覚士に関連する資格について紹介していきましょう。

もくじ

認定言語聴覚士

認定言語聴覚士は、日本言語聴覚士協会が認定する資格で、言語聴覚士としての専門性を示す上位資格といえるでしょう。摂食・嚥下障害領域、失語・高次脳機能障害領域、聴覚障害領域、言語発達障害領域があります。毎年1~2分野について認定言語聴覚士講習会が開催され、月に2日ずつ計6日間にわたる講義や演習に全て参加し、さらに修了試験に合格することが必要です。また、認定言語聴覚士講習会の受講には (1)満5年を超える臨床経験 (2)生涯学習システムの専門プログラム修了 の2つの条件を満たしていることが必要です。専門プログラムの修了申請は、基礎プログラムを修了していることが条件になるため、各学会や都道府県士会主催の対象講座を受講したり、学会などで発表をしたりしてポイントを貯めていくことが必要です。

取得条件

  • 満5年を超える臨床経験
  • 生涯学習システムの専門プログラム修了
  • 月に2日ずつ計6日間にわたる認定言語聴覚士講習会に全て参加

補足

  • 資格有効期間:5年
  • 更新方法:日本言語聴覚学会に2回以上参加と学会発表、生涯学習プログラム専門講座の履修が必要

日本摂食・嚥下リハビリテーション学会認定士

日本摂食・嚥下リハビリテーション学会認定士は、日本摂食嚥下リハビリテーション学会が認定する資格です。医師や歯科医師の指示のもとで適切な摂食嚥下リハビリテーションの実施と報告、リスク管理が配慮に関する知識や技能を保有していることを認定する資格です。

取得するためには、日本摂食・嚥下リハビリテーション学会に2年以上所属していると共に、摂食・嚥下に関わる臨床や研究を受験する年の7月末日までに通算して3年以上行っていることも条件となります。さらに、学会のインターネット学習プログラム(eラーニング)の修了し、必要な書類を整えて書類審査の申請を行います。審査委員会によって書類審査の合格を受ければ、毎年12月に行われる認定試験を受験することが可能となります。

合格後の資格有効期間は5年であり、更新するためには学会や研修会、論文掲載などで取得できる単位を所定数取得しておくことが必要です。摂食・嚥下領域に関わる言語聴覚士は、取得を検討してはいかがでしょうか。

取得条件

  • 日本摂食・嚥下リハビリテーション学会に2年以上所属している
  • 摂食・嚥下に関わる臨床や研究を受験する年の7月末日までに通算して3年以上行っている
  • 学会のインターネット学習プログラム(eラーニング)の修了し、必要な書類を整えて書類審査の申請

補足

  • 資格有効期間:5年
  • 更新方法:学会や研修会、論文掲載などで取得できる単位を所定数取得しておくことが必要

認定訪問療法士

認定訪問療法士は、一般社団法人日本訪問リハビリテーション協会が認定する資格です。訪問リハビリテーションにおけるサービスの向上や人材育成、人材確保を目的としています。この資格の対象は、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士といったセラピストです。

資格を取得するためには、日本訪問リハビリテーション協会の会員であることのほか、5年以上の臨床経験と、3年以上の訪問リハビリテーション業務経験が必要です。さらに、基礎から応用までの研修会に参加し修了することや、事例の提出も必要です。

認定審査は、事例のほか活動報告書などの書類をもとに認定の可否が判断され、合格すれば認定訪問療法士として5年間の認定がなされます。もし不合格の場合には、再度応用研修会を履修しなおすことになります。

更新には、学会や研修会などに参加しての単位取得と、改めて事例と活動報告書の提出が必要です。

取得条件

  • 日本訪問リハビリテーション協会の会員である
  • 5年以上の臨床経験、3年以上の訪問リハビリテーション業務経験
  • 基礎から応用までの研修会に参加し修了、事例の提出

補足

  • 資格有効期間:5年
  • 更新方法:学会や研修会などに参加しての単位取得と、改めて事例と活動報告書の提出が必要

呼吸ケア指導士

呼吸ケア指導士は、2013年に一般社団法人日本呼吸ケア・リハビリテーション学会が開始した認定資格です。医師や看護師、理学療法士など医療系の資格保持者の他、介護福祉士など、呼吸ケアが必要とされる人に関わる人も対象としています。

呼吸機能は全身状態や、発声、摂食・嚥下機能等にも関わり、言語聴覚士としても深く学んでおいて損はない領域です。

この資格を取得するためには、日本呼吸ケア・リハビリテーション学会の会員として3年以上の在籍が必要です。学会や講習会に参加して所定の単位を取得し、協会の審査を受けます。

他の資格と同じく有効期間は5年間であり、5年間の間に再び単位を貯める必要があります。

取得条件

  • 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会の会員として3年以上の在籍が必要
  • 学会や講習会に参加して所定の単位を取得し、協会の審査を受ける

補足

  • 資格有効期間:5年
  • 更新方法:資格有効5年間の間に再び単位を貯める必要あり
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